2020年2歳馬 マツリダゴッホ産駒[勝ちあがり2頭]
2020年2歳馬 マツリダゴッホ産駒[勝ちあがり2頭]
マツリダゴッホ産駒
マツリダゴッホは8月18日、現在2勝である。
勝ち上がりが僅か2頭なのに、リーディングが5位。
これはその2頭がともに2勝しているからだ。
ではその2頭をみてみよう。
リンゴアメ
母マイネデセール
母父マイネルラヴ
なし
エピファネイアから数えて5日目だが、インブリードなしという馬は初めてのケースだ。
兄弟では4勝をあげたマンハッタンカフェ産駒のマイネサヴァランが出世頭。
母母母のメイワキミコはまだOPだった時代のスプリンターズSを連覇した馬。
母母メインディッシュもOP勝ちがあり安田記念など重賞参戦暦も多数。
母マイネデセールはディープインパクトと同世代で2歳時にカンナS(OP)を勝っている。
そして当馬も既に僅か2戦で重賞勝ち。
案外、いい血統なのだ。
そして本馬は広がりつつあるSeeking the goldを持っているのが魅力。
次走は京王杯2歳Sとのことで、例年強力なメンバーが揃うレースである。
いきなりの1600だときついが、人気も低そうだし、1400mならばもう一丁狙ってみるのも手かもしれない。
ウインアグライア
母ウインアルテミス
母父アーチ
Hail to Reason 9.38% 4 x 5
Never Bend 6.25% 5 x 5
兄弟はなし。
叔父母も1頭。近親でめぼしい馬はいない。
近親で活躍馬がいないというのは現代競馬で大きなマイナスファクターかもしれない。
が、これまでの2戦の戦績は中々。
新馬戦では圧倒的人気のモーリスXブエナビスタのブエナベントゥーラを先行して封じきる。
上がり最速はブエナの33.7だが、ウインアグライアは0.1だけ遅い33.6。上がり3位はそこから0.4遅いので、新馬戦ではこの2頭が抜き出た能力を持っていたのではと思われる。
2戦目はコスモス賞。
出遅れて3角から追い通し。直線半ばで先頭になるとそのまま、新馬戦2着のものの一番人気だったモーリスXラスとグルーヴのカランドゥーラを半馬身封じ込めた。
これはギリギリの半馬身ではなく、後50m、100m走っても覆らない半馬身である。
そして3着には決定的ともいえる2馬身半。
2戦とも新種牡馬モーリスの期待馬を封じ込めたところで、この馬の注目度もあがっているのではないか?
次走は未定だが、恐らくマイル以上の重賞を使うだろう。恐らく人気は低い。
馬券的には妙味あり、である。
マツリダゴッホ産駒 まとめ
マツリダゴッホは主な活躍馬は現在も現役のロードクエストのみであるが、自身の母母にフローラルマジックがいる良血である。
フローラルマジックの一族には菊花賞馬ナリタトップロード。4勝を挙げたフローラルグリーン。その子でG1の2着のダノンヨーヨー。
G3、2着があり6勝をあげた、ビップライブリー。
更に遠縁にはG1馬ダノンプラチナムなどと、活躍馬を出す一族である。
案外、いい種牡馬なのでは・・・。
まぁ、まずはリンゴアメ、ウインアグライアの2頭の次走に注目していきたいところだ。
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